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これぞ現代欧州競馬?/QE2世S~その1

現地時間9月23日、英アスコット競馬場で・G1クイーンエリザベス2世S(芝8f・3歳上)が行われ、本命に推された今年の英2000ギニー馬ジョージワシントン(牡3・父デインヒル)が復活の勝利を挙げた。
ジョージワシントンを筆頭に3頭を送り込み、必勝体制でこのレースに臨んだクールモア&A.オブライエン師陣営に対し、ゴドルフィン&S.ビン・スルール師陣営はマイルG1連勝中のエース・リブレティストと昨年のG1サセックスSの覇者プロクラメーションの2頭出しという強力布陣で対抗。ここにG1愛2000ギニーでジョージワシントンを下したアラーファも加わり、欧州マイル王決定戦に相応しい顔ぶれとなった。
レースの明暗を分けたのはチームププレイ 。ハナを切ったクールモア勢の1頭であるイヴァンデニソヴィッチが、3角から並びかけてきたリブレティストを外に押しやるような進路を取り、さらに4コーナー出口でも接触。大きく外を回されたリブレティストは末脚を失うこととなった。(続く)


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